産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜



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産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜





産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜・目次 】

<産後の体の変化を知る>
|--産褥期とは?
|--産褥期の過ごし方
|--産褥期のトラブル(会陰切開の痛み)
|--産褥期のトラブル(子宮復古不全)
|--産褥期のトラブル(産褥熱)
|--産褥期のトラブル(膀胱炎・腎盂炎)
|--産褥期のトラブル(抜け毛)
|--産褥期のトラブル(便秘・痔)
|--産褥期のトラブル(頭痛)
|--産褥期のトラブル(恥骨・尾底骨の痛み)
|--産褥期のトラブル(乳腺炎)
|--産褥期のトラブル(乳頭亀裂)
|--
産褥期のトラブル(乳汁うっ帯)
|--産褥期のトラブル(腰痛)
|--産褥期のトラブル(尿もれ)
|--産褥期のトラブル(シミ・ソバカス・妊娠線)

|--産褥期のトラブル(妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病の再発)


<産後の生活全般について>
|--マタニティブルーについて
|--産後の生理(月経)について
|--産後のセックスについて

|--産後の避妊法
|--職場復帰と育児支援の法律

|--赤ちゃんの預け先について
|--産後の手続き(出生届・出産一時金など)

|--1ヶ月健診・お宮参りなど


<産後ダイエット〜出産前の体型に戻すために〜>
|--産後ダイエットは産後6ヶ月までに
|--産後ダイエットの3大柱〜エクササイズ・リフォーム下着・食事〜
|--産後ダイエット(基本のエクササイズ)
|--産後ダイエット(骨盤矯正)
|--産後ダイエット(側面伸ばし)
|--産後ダイエット(反り身直し)
|--産後ダイエット(腹筋力の回復)
|--産後ダイエット(ヒップの引き締め)
|--産後ダイエット(下半身の引き締め)
|--産後ダイエット(ウエストの引き締め)
|--産後ダイエット(ぽっこりお腹の引き締め)
|--産後ダイエット(バストアップ)
|--産後ダイエット(二の腕の引き締め)



<産後の悩み〜実例集〜>

|--産後の悩み 「帝王切開の傷跡はどうなる?」
|--産後の悩み 「膣からおなら?」

|--産後の悩み「抱っこのしすぎで腱鞘炎?」
|--産後の悩み「1人目は帝王切開。2人目も?」

|--産後の悩み「深夜の2時間おきの授乳がつらくて・・・」
|--産後の悩み「夫が育児に参加してくれなくて・・・」

|--産後の悩み「セックスレスになってしまいそう・・・」
|--産後の悩み「里帰り出産。自宅に戻るタイミングは?」

|--産後の悩み「赤ちゃんを連れて外出。いつからOK?」
|--産後の悩み「美容院へはいつからOK?」

|--産後の悩み「早産でした。赤ちゃんが小さくて・・・」



◆ 産後は体の回復期

出産は、10ヶ月にわたる一大プロジェクトと言えます。これに一段落ついたのが、「産後」と呼ばれる期間です。産後のママの体は、出産前の状態に戻ろうとするあまり、さまざまな症状を引き起こします。けれども、そうした不快な症状も、永遠に続くのではありません。時期が来れば、ちゃんとおさまります。だから、焦ることなく、無理をしないことが大切です。


◆ 子宮の回復

産後の体の変化は、多方面にわたります。そのなかで、最も重要な変化は、子宮の変化でしょう。子宮は、臨月の頃には胃と同じくらいの位置にありました。それが、出産によって下がり、産後4週間〜6週間で、妊娠前の位置に戻ります。位置だけでなく、大きさも、元に戻ります。こうした子宮の変化を、「子宮復古(しきゅうふっこ)」と呼びます。

産後の数日間は、この「子宮復古」の働きで、お腹に強い痛みを感じるでしょう。この痛みは、子宮が収縮していく痛みで、「後陣痛(こうじんつう)」という名で呼ばれています。「後陣痛」は、産後における子宮の正常な働きから起こる症状です。だから、健康の証です。

また、出産を通して、子宮の中は、大小さまざまな傷にさいなまれています。しかし、この傷も、すぐに回復します。産後2,3週間で元に戻ります。

こうして、産後6週間から8週間で、ママの体は元の状態に戻るのが普通です。産後のこの期間のことを「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。
※ 「元の状態に戻る」といっても、主に、子宮が元に戻るという意味で、体型が元に戻るのではありません。体型に関しては、「産後ダイエット」の諸項目を参照してください。


◆ 悪露(おろ)

産後間もない時期から産後1ヶ月にかけて、「悪露」と呼ばれる出血が続きます。悪露の出血は、さまざまな血が混じった物です。たとえば、分娩で子宮や産道についた傷があり、この傷から出てくる血があります。また、子宮の内部にまだ残っている胎盤とか卵膜などが混じり合った出血もあります。

悪露による出血の色は、しだいに変化していきます。おおざっぱに言うと、

真っ赤 → 褐色 → 黄色 → 白

といった変化です。
やがて、産後1ヶ月になる頃には、出血も止まるのが普通です。

悪露で注意すべきことは、常に清潔を保つことです。つまり、悪露をいいかげんに扱っていると、感染症などにかかる恐れがあるのです。トイレに行ったら、シャワートイレを積極的に使うことです。また、拭き取りの際は、消毒綿を使うべきです。さらに、拭き取る方向も重要で、おしりの方から前に拭き取ると、大腸菌等が膣に入る可能性が高まります。したがって、必ず、前から後ろに拭き取ってください。また、同じ面で2度拭き取ったりしないことです。ナプキンも常に新品を当てましょう。

上記のように、悪露は、通常、産後1ヶ月でおさまりますが、これがさらに長引く人もいるでしょう。あるいは、ちょっと理由のわからないような悪臭がする出血もあるかもしれません。こういうケースでは、病院を受診しておいたほうが安心です。


◆ 産後の体の変化はあちこちに

(産後の乳房)
当然、母乳を分泌し始めます。これは乳腺の発達によるものです。授乳するほど、その刺激でさらに乳房が張ってきます。カップも2段階ほど大きくなるのが普通です。

(産後のお腹)
出産直後は、まだ子宮も大きいままです。お腹の皮膚も引き延ばされた後なので、当然、たるんでいます。子宮はやがて小さくなりますが、たるんだお腹は残るので、体操をして引き締める必要があります。

(産後の体重)
産後は、4キロから5キロ減少するのが普通です。これは、胎児や羊水、胎盤の重さということになります。妊娠前の体重に戻すには、授乳が一番効果的です。また、産褥体操なども継続して行いましょう。

(産後の膣と外陰部)
出産で、膣や外陰部は、当然傷ついています。でも、1ヶ月ほどで回復します。会陰切開をしたケースでも、4,5日で癒合し、その後は、見る見る回復していきます(その間、痛みはあるでしょうが)。

(産後の肛門)
分娩のいきみで、それまでなかった痔の症状が出る人が多くいます。とても多くいます。一般的には、産後1ヶ月ほどで治まるようですが、なかには、これがきっかけになって、その後も続く人がいるようです。あまりひどい場合は、医師に診てもらいましょう。

(産後の膀胱)
産後、尿もれを起こしやすくなる人がいます。骨盤底筋(こつばんていきん)を鍛える体操をしましょう。


◆ 産後の体型戻しと栄養補給は、同時進行で

産後、太った体型を元に戻したい気持ちは、万人共通の願望でしょう。しかし、そもそも、妊娠前の体とは違うということを忘れてはなりません。ママ自身の体力回復のために、また、赤ちゃんのための母乳づくりのためにも、しっかり栄養を補給しなければなりません。

つまり、体型戻しと栄養補給を、バランスよく、いずれかに傾きすぎないように注意しつつ、行っていくことが大事になってくるのです。

産後ダイエットのための運動は、毎日、無理のない範囲で、継続的に行ってください。そして、それと同時に、規則正しい食生活を心がけましょう。ビタミン、ミネラル、タンパク質、水分などを、偏りがないように、できるだけ食品から補給してください。サプリメントは、あくまでも「補助」ですから。

そして、忘れてはならないのは、栄養たっぷりな母乳を赤ちゃんに飲ませることが、最大の産後ダイエットになるということです。この点をしっかり頭に入れておきましょう。このことは、多くの実例によって証明されていることです。
※ もちろん、母乳が少ない人もいるでしょう。その時は、ミルクなどの別の対処法があるし、エクササイズなどに力を注げばいいことです。もし出が少なくても、あまり気にかけないでください。

(「 産後読本〜産後のケア・産後ダイエット〜 」の記事 終わり )





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